子どもを産むかどうかの選択
最近、決めたことがあります。
それは
「子どもを産むかどうかを考えない」
ということです。
考えないことを決めるというのは可笑しな感じですが、
結論を出さないこともときには大切なのだと思いました。
結婚に適齢期はないと思いますが、
妊娠・出産しやすい時期というのはあります。
子どもが欲しくてたまらない人にとっては
子どもを産まないという選択肢はないのかもしれませんが、
子どもが欲しいとあまり思わない人にとっては
まず産むか産まないかはとても大きな選択です。
私は子どもが好きでも嫌いでもありません。
彼の子どもを産み、2人で育てるイメージが出来ないわけではありません。
でも子どもを産むと、
時間的にも金銭的にも大きな制約を受けるのは確かです。
子どもを大学まで通わせるのであれば、
1000万~2000万のお金をかけなければなりません。
何らかの障害を持った子どもが生まれる可能性もあります。
私にはそれらのことを受け止めるだけの覚悟も余裕もないのが現状です。
「でも悩んでいる間に出産適齢期が過ぎてしまったらどうしよう…」
そんな風に考えて
何とか結論を出そうとして
1人苦しさを感じていました。
その気持ちを彼に話して出た結論が
「あえて考えないようにしよう」
ということでした。
欲しくなったら産めば良いし、
もし欲しくなった時もし妊娠が難しくなっているのであれば
それは仕方のないこととして受け止めよう。
これが2人で出した結論です。
この国には、結婚、妊娠、出産に関して
女性を焦らせる言葉ばかりが溢れていると思います。
それによって苦しんでいる女性も多いのではないでしょうか。
そもそも出産は女性にとって命がけのことです。
焦って決めることではないですよね。