「仕事が出来る人」は「何でも屋ではない」
職場に一人はいる色々なことに気が付いて、人の仕事も率先して手伝ってくれる人。
私はそんな人に…
なりたくありません。
確かにみんなに頼りにされて、お願い事もよくされています。
しかし逆に言えば、良い様に利用されているとも言えます。
例えば、仕事には担当が明確に分かれているものとそうでないものがあります。
一つ一つはそんなに時間のかからない仕事でも、
いくつも積み重なれば担当外の仕事にその分多くの時間を費やすことになります。
また、一度親切心でその業務をやってしまうと
周囲の人間も「この人がやってくれるから自分はしなくてもいい」と認識してしまいます。
他にも、他の人の業務を必要以上に手伝ってしまう人もいます。
他人の業務に一時的に手を貸すことは職場では多々あると思いますし、
そのこと自体を否定するつもりはありません。
私自身も初めて担当する業務になった際は、
色々な人に力を貸していただきました。
私も困っている人がいれば、アドバイスすることはあります。
しかし、私は不思議な光景を見ることがありました。
担当外の仕事を手伝ってあげていた人の方が、
手伝ってもらっていた人より遅くまで残業していたのです。
時間配分を間違えて一時的に起こることであるならば問題ないと思いますが、
それが常態化するようではよくありません。
自分の担当の業務を、時間内に終わらせることがまず大前提です。
業務時間内に担当外の仕事をして、
時間外に担当業務をするというのは本末転倒です。
当の本人は気にしていないかもしれませんが、
この様な状況になっている人がいればすぐに改善するべきです。