働くオンナブログ

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長時間労働をなくすポイント

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全く同じ仕事をしているのに、なぜか人によって帰る時間が全然違うことってありませんか?

前職の私の上司が特にそうでした。

1~2年目の上司は毎日22~23時に帰るような人でした。

彼の部下で毎日長時間残業をしている人がいたので、上司として先に帰れないと思っていたのかもしれません。

その部下は部下で、上司より先には帰れないと思っていたようです。

(これは本人から聞きました)

まるで我慢比べの世界です。

あまりにくだらなくてビックリした記憶があります。

 

我慢比べ以前に、上司になると仕事量が膨大になるとも聞きました。

(そのワーカホリックな部下から)

私は上司の全ての仕事内容を知っているわけではなかったのと、実際勤務中はすごく忙しそうに動いているので納得していました。

 

そして3年目になり新しい上司になると、私の認識は一変しました。

その上司は毎日19時には職場を出るのです。

しかも勤務中にバタバタと忙しそうにすることは一切ありません。

慌てることなく落ち着いて対応していました。

私の業務量が一時的に増えて、残業も覚悟しなければならないときは必ず手伝ってくれました。

部下の長時間労働について、放っておくことはしない人でした。

 

 

どちらの上司も頭脳明晰で、人柄も良かったです。

(余談ですが1人目の上司はイケメンで女性人気が抜群にありました 笑)

でもなぜこんなにも残業時間が違ったのか?

ここからは私の推測ですが、仕事のポイントを押さえているかどうかが大きく違ったのではないでしょうか。

 

仕事は全てに全力投球して時間をかけていてはキリがありません。

大量の決裁文書が部下から上がってきて、それら全てに完璧に目を通すとなるととてつもなく時間がかかります。

でもその決裁文書の全てが超重要なわけではありません。

はっきり言えばしょうもない書類もあるわけです。

逆に言えば大事な書類も中には紛れています。

それをうまく見極めて処理するかが、時間を有効に使えるかのポイントになります。

 

「どんな仕事も手を抜かずにやる」というのは一見正しそうな意見です。

でも労働者は1日の勤務時間が決まっています。

集中力もそんなに長く続きません。

そうなると力を発揮すべきポイントを絞らなければなりません。

全て完璧に間違いなく処理するのは無理なので、AIが代わりにやってくれるまで我々人間はこの方法で乗り切りましょう。

 

定年なんて無くなりそうなこの時代に、長時間労働を続けていると体が持ちませんよ。