「内定式」「入社式」って要る?
内定式があったというニュースがちらほら聞こえてきました。
そもそも「内定式」って要りますか?
文字通り内定を取った人が集まり、
「入社後も同期として仲良く頑張りましょうね」
といったお決まりの台詞が聞かれるのでしょう。
別にわざわざ式をしなくても良いと思うのですが。
そういう会社は入社式もするんでしょうから。
「内定式」「入社式」はまさに新卒一括採用方式の象徴ですよね。
「ここで定年までみんなで頑張っていこう!」
と決意を新たにする場です。多分。
学校だと数年で卒業しますが、定年となると何十年も先です。
そもそも定年制度が存続する可能性は低そうです。
その会社が何十年後も存続しているかどうかも誰にも分かりません。
会社に忠誠を誓っても、給料が上がり続ける保障はありません。
途中で転職してくる人もいるでしょう。
それは外国人かもしれません。
更には自分が転職するかもしれません。
そんな時代の中で、未だに「内定式」とか「入社式」みたいな
のんびりしたことをしている会社は危険な気がします。
大切なことから目を背けていると思います。
会社は学校ではないのに、学校のような式典を用意して
「もう皆さんは学生ではありません」
なんて説教みたいな話を聞かされるわけです。
学生気分なのはそちらの方では?と思いたくなります。
個人的には同期と集まっても傷の舐め合いで、
為になる時間を過ごせたことはほとんどないので
内定を取っただけの人と集まるのはもっと時間の無駄だと思います。