社外の人と会う
仕事をしていると、なかなか出会いがありません。
飲みに行くのは仕事仲間しかいないという人も少なくないでしょう。
毎日同じ人たちと顔を合わせて仕事をし、
プライベートも職場の同僚と会い仕事のグチを言い合う。
同僚に話した方が仕事内容や人間関係をよく知っているので話しやすいかもしれません。
しかし、その会話の中から新しい発見や発想が生まれることはほぼないでしょう。
なぜならその会話は「社内の常識」を基に成り立っているからです。
多かれ少なかれ、どの組織ににも暗黙のルールがあると思います。
入社当時は疑問に感じていたことも、
数年経てば特に気にならなくなっていることも多いでしょう。
逆にそのルールに従わない人を見ると「非常識な人だ」と思うようになっているかもしれません。
今会社に残っているのは、そのルールをある程度許容出来る人間の集まりなのです。
でもそのルールは本当に意味のあることなのでしょうか。
社外の人から見ればおかしくてたまらないかもしれません。
ずっと同じ組織にいれば、そのおかしさにも気づかなくなってしまいます。
そこで私は、自分で意識的に行動しいつもと違う人と会うことをおすすめします。
自分とは違う環境で働く人の話を聞くことは、自分を客観的に見つめ直すきっかけになります。
自分の労働環境が異常であることに気付く人もいるかもしれません。
ずっと悩んでいることがあっても、思いも寄らないアドバイスをもらえるかもしれません。
逆に自分の環境は恵まれているのだと再認識することが出来るかもしれません。